鍼灸について

治療にあたっての注意事項

高熱のある時飲酒時極度の疲労時は治療の効果が期待できません。このような時はご連絡ください。 

 

食事はなるべく治療の1時間前までにとるようにしてください。

 

3腹部や腰背部に施術することがあります。ワンピースなど着脱のしにくいものは避け、肌を出しやすい服装でお越しください。

 着替えなどは特に必要ありません。また、香水の使用はなるべくお控えください。

 

4治療後の入浴・運動は差し支えありませんが、倦怠感などが現れた場合、休養をとるようにしてください。

 

5携帯電話の使用はペースメーカーなどの医療機器に重大な影響を及ぼす恐れがあります。
 入室時には携帯電話の電源をお切りくださいますようお願いいたします。

 

6当治療室では感染防止のため、刺激部位および手指の消毒などを徹底し、一度使用した鍼は使用いたしません。

 

7鍼灸治療をする際には、体に触れながら治療に必要な情報を得ていきます。

 体のさまざまな部位の反応をみていきますが不快に感じ る場合には我慢なさらずに治療担当者にお伝えください。

 

鍼や灸の刺激の感じ方には個人差があり、まれに不快に感じることがあります。このようなときも治療担当者にお伝えください。

 

9治療後にだるさ、めまい、発熱、痛み、しびれなどの症状がまれに出現することがあります。

 これらの症状の多くは一時的なもので 加えた刺激に過剰に反応したために起こるものと考えられます。

 初めの数回は軽い刺激で治療し、経過を見ながらその人にあった治療内容に変更していきますので、

 ご心配な点がありましたら遠慮なく治療担当者にご相談ください。

 

10鍼治療により、ときに出血および内出血などが起こります

 薬剤または病気により出血傾向が著しい方は注意が必要ですので治療担当者にお申し出ください。

 内出血は1~2週間程度で治り、身体への悪影響はありません。

 

11灸治療はごく小さなやけどを利用した治療法です。やけどをつくらない方法もありますので、ご希望の方はご相談ください。

 

12治療効果は、病気の性質や原因、また患者さん個人個人の刺激に対する感受性や反応する力によって大きく異なります。

 慢性的な症状の多くは、治療効果が出るまでに比較的時間がかかります。

 

13小児や刺激に過敏な患者さんには、主に皮膚をこすったり、なでたりする特殊な刺さない鍼をつかい治療をおこないます。

 

14シールと鍼が一体となった貼るタイプの鍼を使用することがあります。貼った場所が赤くなったり、

 かゆみを感じたりするときは治療担当者にご相談ください。

 

15体を温める際に用いる機器によりやけどを生じる可能性があります

 施術中は熱すぎると感じたら我慢せずに治療担当者にお伝えください。

鍼灸とは

鍼灸は日本で約1500年の歴史がある治療法で、これまでにさまざまな病気の治療や予防に役立ってきました。そして、現代医療が発達した現在においてもその効果と安全性が注目され、今では多くの国の医療に取り込まれつつあります。

鍼灸の治療目標は苦痛を緩和し、本来の回復力を引き出すことにあります。それには体表の観察がとても大切で、病気の反応がどのようなところに現れているのかを探り、その反応をもとに治療をおこなって症状の変化を観察して行きます。

効果の現れ方は、病気の性質や身体の状態などによってさまざまですが、少しでも快適な生活をお送りいただけるためのお手伝いができるよう努めたいと考えております。